今年も開催されましたオープンソースのつどい。今年は主にスタッフとして参加させて頂きました。ご来場頂いた方々、本当にありがとうございます。
今年は私はあまり写真を撮っていません。でもたくさんの方々が撮って公開してくれているようです。
ここでは私が撮ってきたいくつかの写真を公開します。
初日に撮ってきた写真です。この日の写真は全てSEGA Dreameyeで撮っています。そのため、ストロボも無く画像サイズも320x240pixelです。
>> 2日めの写真へ
講演テーマは「未定ソフトウェア想像授業」。考えている時がとても楽しいという。
見えるかな? 実はプレゼンテーションはDreamcastのみで行われていました。Linux SH on DCですね。すばらしい。
初日の講演は他にもありましたが残念ながら私は写真を撮っていません。ごめんなさい。
例によって「たぶんあまり一般的ではないマシン群」を中心としたNBUGの展示。その一部をここに。
NetBSDのポートで最も多いと言われるm68kアーキテクチャマシン。NBUGの展示でも3種類のm68kアーキテクチャマシンが展示されました。もちろんユーザランドはバイナリ互換。同じアプリケーションが動きます。
今回初展示のAmiga1200で動くNetBSD/amiga。MC68030/45MHz, RAM34MByteというハイスペックマシン!
前日までbuildを続け、ギリギリでXまで動作するようになったそうです
まるでMSXのような(?)外観に「キーボード一体で2.5inchHDDでPCカードスロットもある。これはノートパソコンと同じだ!!」とは持ち主の弁。ちなみに電源もACアダプタです(^^;
NBUG展示ではもうおなじみのNetBSD/mac68kが動作するMacintosh SE/30。MC68030/15MHzでRAM32MByte。
やっぱり何度見てもカッコいいです。日本ではカリスマ的人気の1台。
X68030compactで動くNetBSD/x68k。MC68030/25MHzでRAM12MByte。昨年からリベンジで今年はネットワークインターフェース装備、もちろんIPv6 Readyです。
NetBSD-1.6BETA1になってサウンドドライバも組み込まれなんと音楽が再生できます(^^)。
実はかなりの数に登るNetBSD/mipsアーキテクチャマシン達。もちろんそれらのいくつかもNBUGな展示に含まれています。また、更に下の方にあるモバイルなhpcmipsももちろんmips機です。
「つどい」では初登場、SONY Playstation2で動作するNetBSD/playstation2。今回はちゃんとSync on Greenなモニタも用意できました。
CPUがmips系のlittle-endianシステムで、NetBSD/mips-elで最速マシンではないかという噂があります。
今回初登場、往年の国産ワークステーションSONY NEWS。これはMIPS CPUを使ったRISC NEWSです。このマシンはbig-endianなのでplaystation2やhpcmipsとは同じアプリケーションは動きません。
コンソールはシリアルコンソール、ファイルシステムもi386マシンをnfsサーバとして使ったNetwork bootで動作していました。
合言葉は「いつでもどこでも*BSD」。まだまだ開発途中という趣の物もありますが、小さなマシンでも普段使いなれたOSを使ってしまおうという意気込みが感じられます。
今回初登場、HPのWindowdsCEマシンjornada720で動作するNetBSD/hpcarm。なぜかフレームバッファがうまく動かなかったためにこれもシリアルコンソールで動いています。
所有者曰く「いつでもどこでも、モバイルnethackマシン」を目指しているようです。ガンバレ。
なお、写真の取り方に激しく失敗して手前側が広く空いてしまいました。ごめんなさい。
各種PDA群。通称「ドスモバ」と呼ばれるNEC MobileGearで動くPocketBSD(FreeBSDベース)と、NTT DoCoMoのSigmarionおよびNEC MobileGearIIで動作するNetBSD/hpcmips。小さいマシンでいつでも*BSD。
何回も展示していると、普通なら「おぉ」と思えるマシンでもなぜか当たり前になってしまったりします。ということで、今年は文字通り「異色」してみました。
昨年に続き、SEGA dreamcastで動作するNetBSD/dreamcast。ただし今年は「黒Dreamcast」に「黒Broadband Adapter」で「NetBSD/黒dreamcast」状態。
OSはNetBSD-1.6A。マウスやコントローラ、マイクデバイスにDreameyeと各種デバイスが繋がっていますがキーボード以外は使えなかったりします(あぁ)。マウスは一応ドライバはあるようなのですが...。
なお、この写真を撮っている関係上、Dreameyeはこの写真には写っていません。あしからずご了承をば。
FreeBSDサーバとFreeBSDクライアント、おまけでWindowsクライアント。NBUGの個性的なマシン群の中にあってはなぜか「地味〜」になってしまいますが、たぶんいちばんお世話になることが多いのでは。
2日目にはこのFreeBSDサーバをインストールした際に録画したインストールDVDをノートパソコンで動くFreeBSDで再生していました。
当日持ち込まれたPC9821ノート。これにFreeBSD(98)をインストール中です。このときのインストール元メディアはFreeBSDサーバをFTPサーバにしたネットワークインストールでした。
奈良から鴨先生が持ってきて下さった初代iBookでOpenBSD/macppc 3.1。昨年は「OpenBSD/powerpc」でしたが、3.0以降はmacppcになったそうです。ますますセキュリティに磨きがかかったのではないかと(^^;
今年はOpenBSDはこの1台だけです。ちょっと寂しかったですね、ごめんなさい。
今回の「つどい」の講演を中心にxcast6による映像中継を行っておりました。そのxcast6マシンがこれ。また、NBUGの展示物のLANはIPv6で繋がっていましたが、このマシンがトンネリングを行ってIPv6 Routerになっていたのです。
トンネリングをしていただいたWIDE方面の方々、ありがとうございました。
このほかにもNetBSD/pc98やNetBSD/i386などのマシンも展示されていましたが、残念ながら写真を撮っていませんでした。残念。
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